北野武監督(70)の新作「アウトレイジ 最終章」(10月7日公開)は授賞式後に映画祭の締めくくりとして上映されるクロージング作品に選ばれた。

 裏社会の抗争を描いたシリーズ最新作。北野監督は「クロージング作品として『アウトレイジ』シリーズの最終章とはまさにぴったり、願ったりかなったり。いつものことながら観客の反応が楽しみ」。公式上映も出席する。同映画祭参加は7回目となり、これまで97年「HANA-BI」で最高賞の金獅子賞、03年「座頭市」で銀獅子賞(監督賞)を受賞している。同シリーズは1作目がカンヌ、2作目がベネチアで上映された。