山川豊(59)氷川きよし(40)田川寿美(42)水森かおり(44)らが8日、東京・浜松町の文化放送で、名曲リクエストを受け付ける電話オペレーターに挑戦した。

 成人の日の特別企画として、「20歳のころに聴いた思い出の曲で新成人にも伝えたい名曲」を募集した。

 午前9時~午後3時までの受付時間内に来た電話が839回で、463曲のリクエストがあった。

 最もリクエストの多かったのは、氷川が02年に発売した「きよしのズンドコ節」の32回。山川が「自分は5回のリクエストを受けた」と明かすと、水森は「もはや国民的ソングになっている」と同調した。

 20歳のころの思い出の曲は、山川が「研ナオコさんが歌唱した『かもめはかもめ』」。「デビュー前の修業時代、つらい時によく聴いていた。すごく力をもらいました」と振り返った。

 水森は、広瀬香美が歌った「ロマンスの神様」だ。「初の合コンの2次会。カラオケで思いっきり歌ったら周りにドンビキされた。新成人の皆さん、カラオケは思いっきり歌ってはいけません」と、失敗談を踏まえたアドバイスを送った。

 今年の目標を聞かれると、氷川は30日に発売する新曲「勝負の花道」をアピールした。「頑張っている人への応援歌です。来年が20周年の節目なので、今年がすごく大切な1年になる」と気を引き締めた。

 山川は「今年で還暦。最近は疲れが取れなくなってきた」とこぼしながらも、「でも、まだまだ頑張るよ」と気合を入れた。

 田川は「自分の歌で多くの人に笑顔になってもらいたい」と意気込んで、新成人に「恋も楽しんでください」とエールを送った。