欅坂46の妹分グループ「けやき坂46(ひらがなけやき)」の2期生メンバー9人が12日、千葉・幕張メッセでファンイベント「おもてなし会」を開催した。

 昨年8月に加入したばかりで今日13日にちょうど半年を迎える。勢いに乗る乃木坂46と欅坂46がけん引する通称「坂道シリーズ」の中で最もキャリアが浅いが、初の単独イベントにファン7000人が大集結。最後まで盛り上がりをみせ、大きな可能性を示した。

 富田鈴花(17)が冒頭で「今日はこの会場が燃えちゃうんじゃないかと思うほど、熱くします!」と宣言。最年長の宮田愛萌(19)は「いつも一緒にいる1期生さんに頼ってばかりだったので、今回は9人で皆さんを楽しませることができたらいいなと思っています!」と呼び掛け、大歓声を浴びた。

 けやき坂46は、欅坂46の妹分グループとして16年5月に1期生11人が加入。まだCDデビューはしていないが、単独でも高い人気を得ている。先月30日から3日間、東京・日本武道館公演を成功させた。2期生9人は昨年8月、約1万5000人の中から約1667倍の狭き門を突破して選ばれた精鋭だ。トップを走る乃木坂46や欅坂46にも負けない人気アイドルグループに成長する可能性が十分にある原石だ。

 この日は、金村美玖(15)がアルトサックス演奏を披露、バスケ部出身の渡辺美穂(17)がスリーポイントシュートを1発で成功させるなど、それぞれが精いっぱいの特技を披露した。その後、けやき坂46「誰よりも高く跳べ!」や乃木坂46「おいでシャンプー」など先輩たちの曲をパフォーマンスした。松田好花(18)は初体験のアンコールで「こんなにたくさんの方に来ていただいて本当に恵まれていると感じています。まずは1期生の先輩に追いつけるように頑張ります!」とアピールした。【横山慧】