女優安藤サクラ(33)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「まんぷく」(午前8時)の18日に放送された第116話の平均視聴率が21・9%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の23・8%。

同ドラマは、インスタントラーメンを開発した日清食品創業者の安藤百福(ももふく)仁子(まさこ)夫妻をモデルに、戦前から高度経済成長時代の大阪で懸命に生き抜く夫婦の苦労と成功の「敗者復活の物語」が描かれる。

脚本は大河ドラマ「龍馬伝」や、ヒットドラマの「HERO」「ガリレオ」などを手がけた福田靖氏(55)、チーフ・プロデューサーは、福田氏と「龍馬伝」でもともに仕事をした真鍋斎氏(50)が担当する。

また全編ナレーションを女優芦田愛菜(14)が務め、DREAMS COME TRUEが朝ドラで初めて2度目(1992年放送の「ひらり」の「晴れたらいいね」以来で26年ぶり)の主題歌を担当する。

あらすじは、大急百貨店での「まんぷくラーメン」の発売日を迎え、福子(安藤サクラ)や萬平(長谷川博己)らが大声をあげ接客を行った。しかしお客は興味を示すが買ってもらえず。次の日も販売を行ったが、なかなか買ってもらえなかった。値段が高かったのか、デザインが悪かったのか、はたまた需要がなかったのか、萬平や袋のデザインをした忠彦(要潤)、全国に売ると豪語していた世良(桐谷健太)らは弱気になっていった、という内容だった。