女優安藤サクラ(33)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「まんぷく」(午前8時)の19日に放送された第141話の平均視聴率が22・5%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の23・8%。

同ドラマは、インスタントラーメンを開発した日清食品創業者の安藤百福(ももふく)仁子(まさこ)夫妻をモデルに、戦前から高度経済成長時代の大阪で懸命に生き抜く夫婦の苦労と成功の「敗者復活の物語」が描かれる。

脚本は大河ドラマ「龍馬伝」や、ヒットドラマの「HERO」「ガリレオ」などを手がけた福田靖氏、チーフ・プロデューサーは、福田氏と「龍馬伝」でもともに仕事をした真鍋斎氏が担当する。

また全編ナレーションを女優芦田愛菜が務め、DREAMS COME TRUEが朝ドラで初めて2度目(1992年放送の「ひらり」の「晴れたらいいね」以来で26年ぶり)の主題歌を担当する。

あらすじは、萬平(長谷川博己)と福子(安藤サクラ)は、協力して「まんぷくヌードル」に入れる新しい肉が完成した。会社でその肉をフリーズドライ加工し試食すると、好評を得て具材に採用されることになった。神部は何百種類もあるエビの中から適したエビの選定に苦戦していた。その後、神部は「プーバラン」という湯がいても赤みの色を保ちおいしいエビを見つけ、さっそくフリーズドライ加工することにした。そんな時、鈴(松坂慶子)が突然、腹痛を訴え救急車で運ばれた。福子も一緒について行き病院で診察を受けると、虫垂炎の疑いがあるということで入院することになった、という内容だった。