吉永小百合(74)主演映画「最高の人生の見つけ方」(犬童一心監督、10月11日公開)の主題歌を、シンガー・ソングライター竹内まりや(64)が書き下ろしたことが23日、分かった。

同作は、吉永演じる主婦幸枝と、天海祐希(51)演じる会社社長マ子が、余命宣告を受け、残された人生でやりたいことをかなえるために旅をする物語。

主題歌「旅のつづき」を作詞、作曲した竹内は「残された時間をいかに生きるか? という問いかけへの私なりの小さな答えがこの歌になりました。人生という旅が、誰にとってもすてきなものになるよう願いを込めて…。あこがれの吉永さんと天海さんの映画に歌で参加できて最高に幸せです!」とコメントした。夫の山下達郎(66)がプロデュースし、ギターでも参加した。

吉永と天海演じる女性2人は、偶然出会った少女の夢「スカイダイビングをする」「ももいろクローバーZのライブに行く」「日本一大きなパフェを食べる」などのリストに挑戦していく。

前向きな物語にぴったりの楽曲に、吉永は「『歩き出せば 道は開く』。マ子さんと私(幸枝)の思いを見事にとらえて、最高です。初めて知るまりやさんの楽曲の魅力。鮮やかなエンディングになりました。まりやさん、ありがとう!」と感激した。

天海は完成した作品を竹内と試写で見て「何とも幸せな時間」を過ごしたとし「まりやさんと2人で、泣いてしまって。そこにまりやさんのすてきな曲が流れ、これまた大泣き。映画の世界をさらにすてきにしてくださっています」とコメントした。

主題歌解禁とともに、吉永と天海の劇中カットも解禁された。