脚本家橋田寿賀子氏(94)と石井ふく子プロデューサー(93)がこのほど、都内で、TBS系「渡る世間は鬼ばかり3時間スペシャル2019」(16日午後8時放送)の取材会を行い、見どころを語った。
放送30年、通算511作目となる最新作は、ラーメン店「幸楽」の担い手が娘夫婦に移り、生きがいを探す五月(泉ピン子)がユーチューバーとなって得意料理を動画配信するなど、令和の最新メディアを使いこなす展開に。「勉強しました」という橋田氏は「やることがなくなった母親が、共感者を作ったり自分をアピールするのにスマホは便利で、すごい媒体。1人で生きても、お金なくても、歩かなくても友達できるよ、と。イヤなつながり方もありますが、いいつながり方もある」と話した。
自らのユーチューバーデビューについては「いくら教えてもらっても分からない」と笑って否定。今回の脚本執筆を通して、ネット上に自身の名前が「やたらと」掲載されていることを知ったという。「私が覚えていないドラマのことも書いてある。私に聞くべきですよね。本当にひどい」と笑わせ「だから面白いんですよね。怒ったり、うれしかったり、両方です」と受け止めた。
今作では、劇団EXILE小野塚勇人が渡鬼メンバー入り。五女、長子(藤田朋子)の娘、日向子(大谷玲凪)に思いを寄せる男性役で出演する。石井プロデューサーを「かあちゃん」と慕う上戸彩を介し、EXILEリーダー、HIROに候補者を打診したという。石井氏は「候補が何人かいると言われ、2、3人とお会いした。小野塚さんは清潔感があって、とてもいい青年でした」と起用理由を語った。
今回のテーマは「世代交代」と「新時代」。橋田氏は「皆さん自立なさい、というテーマ。親も子どもも、自立して自分の幸せを考えてほしい」としている。



