ジャニーズJr.内グループSixTONES(ストーンズ)が19日、東京国際フォーラムで、全国ホールツアー東京公演を開催した。記念すべきデビューシングル(来年1月22日発売、タイトル未定)を、X JAPANのYOSHIKI(年齢非公表)が手がけたことを発表した。

モニターにYOSHIKIの写真が映し出されると、大きな歓声とどよめきがあがった。田中樹(24)は「僕たちのデビュー曲を、YOSHIKIさんに作詞作曲、プロデュースしていただきました! 美しく、激しい楽曲です」と報告し、両手を挙げた。メンバーたちも「やったー!」と大はしゃぎだった。

YOSHIKIがジャニーズに楽曲提供するのは初。今春、ジャニーズ事務所滝沢秀明副社長(37)が都内で直談判したという。もともとX JAPANのファンでもあった滝沢氏は「ダメ元のお願いでしたけど、後から後悔したくないので、精いっぱいSixTONESの良さをお伝えしたら、OKをいただけました」と感謝した。

YOSHIKIは「SixTONESが海外でのJ-POPのイメージを一新させる可能性を秘めたグループだと確信した」などとコメントを寄せ、楽曲提供の決断理由を明かした。グループが掲げる「世界進出」の大先輩から、強烈な後押しを受けた形だ。森本慎太郎(22)は「僕たちも今後日本が世界に誇るジャニーズのSixTONESという肩書が着くように頑張ります」と意気込んだ。【横山慧】