米俳優ジョージ・クルーニー(59)と人権派弁護士のアマル夫人(42)が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で苦しむ人たちを支援するため100万ドル以上を寄付したと報じられた。

FOXニュースなど複数のメディアによると、夫妻はクルーニーが理事を務めるモーションピクチャー&テレビジョン基金と米俳優組合(SAG)の基金、そしてロサンゼルス市長基金にそれぞれ25万ドル寄付した他、アマル夫人の故郷レバノンのフードバンクなど海外の3団体にもそれぞれ30万ドルを贈ったという。

ハリウッドではパンデミックの影響で撮影が延期や中止になって困窮する映画業界人を支援するためにアカデミー賞を主催する米映画芸術科学アカデミーも600万ドルを寄付することを発表している。また、他にもレオナルド・ディカプリオが食料を必要としている人たちを支援する基金を立ち上げている他、俳優ライアン・レイノルズとブレイク・ライブリー夫妻や歌手ピンク、リアーナらも医療機関を支援するために多額の寄付を行っている。歌手レディー・ガガは6日に世界保健機関(WHO)に対して3500万ドルの寄付を集めたことを明かしており、セレブたちの間でも支援の輪が広がっている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)