佐々木蔵之介(52)と新川優愛(26)がテレビ東京系月曜プレミア8「中山七里ミステリー 作家刑事 毒島真理」(30日午後8時)に出演する。

本作は、数多くの小説がドラマ、映画化され、今大人気の作家・中山七里氏(58)が「この作品だけは映像化されたくなかった」と話すほど、異色の主人公が活躍する「作家刑事毒島」を原作にしたミステリー作品となっている。

佐々木は主人公・毒島真理という現役のベストセラー作家でありながら元捜査一課の刑事で、若手刑事を指導する刑事技能指導官という特殊な肩書を持つ男を演じる。

テレビ東京で主演を務めるのは初めてだとし「今まで、そこまで特異な際立ったキャラクターを演じたことがなかったので、役を作るのに戸惑いました」と話した。毒島の役柄については「彼は毒を吐いていく。ブラックユーモア、皮肉なんですがそこに真理が隠れていることも。それも含めてエンターテインメントとして面白がっていただければ」と見どころを語った。

一方の新川は、新入り刑事の高千穂明日香を演じる。毒島と事実上バディを組み、出版業界で巻き起こる連続殺人事件の捜査に乗り出す。新川は「本作はサスペンスの醍醐味(だいごみ)である、誰が犯人で、どんなトリックがあるのか、そこはもちろん楽しんでいただきたいですが、毒島さんはじめ、キャラクター1人1人がとても濃く、面白いので、そこも一緒に楽しんでいただきたいです」とアピールした。