宮沢氷魚(27)が31日、東京・新宿文化センター大ホールで行われた第30回日本映画批評家大賞授賞式にビデオレターを寄せた。新人男優賞(南俊子賞)を受賞したが、都内で上演中の舞台「ピサロ」に出演しており、登壇できなかった。

宮沢は受賞対象作「his」(今泉力哉監督)で、同性愛者の男性を演じた。「初主演で、かなりチャレンジングな作品だった。小学生からの友人が同性愛者で、学生時代は彼から生きにくさは気付かなかった。成人になって、生きにくい彼に気付き、僕の仕事を通して、彼が生ききやすくなれば良いと思った」と、友人との関係性が出演の大きなきっかけになったと語った。

その上で「これが解決にはならないかも知れないけれど、1人でも生きやすくなればと思って挑戦しました。多くの方に影響を与える作品だと思いますので、私と『his』をお願いします」と呼び掛けた。