落語家の林家たい平(57)が27日、東京・アップリンク吉祥寺で、映画「でくの空」(島春迦監督)公開記念舞台あいさつに出席した。
NHKの「お笑い三人組」で人気者になった落語家の三遊亭金翁(さんゆうてい・きんおう)さん(本名松本龍典=まつもと・りゅうすけ)がこの日93歳で死去したことを受け、コメントを寄せた。
たい平は最後に会ったのは20年に「金馬」の名跡を弟子でもある次男に譲り、自身は隠居名として「金翁」を襲名した際だと話した。「怒っているのを見たことがない、笑っているところしか記憶にないです。120歳くらいまで生きていられると思っていたので急な訃報で信じられません」とコメントした。
たい平は14年の映画「もういちど」(板屋宏幸監督)で金翁さんと忘れられない思い出があるといい「落語を広げるために作った作品。師匠役は金馬師匠しかいないと監督と一致した。セリフはなくとも笑顔のお芝居で一番残るシーンになった」。さらに「落語のためにやっているなら全てお手伝いしたいと、台本にも目を通して言葉の修正や落語場面の修正も気に留めてくれた。唯一無二の存在です」と悼んだ。



