演歌歌手川中美幸(68)松原健之(44)杜このみ(34)らが11日、東京・港区にある老舗レコード会社、テイチクエンタテインメントでテイチク創立90周年記念イベントを行った。

同社は1934年(昭9)のこの日に設立され、三波春夫や石原裕次郎、田端義夫ら多くのアーティストとヒット曲を生み出してきた。

川中は1973年(昭48)6月に「春日はるみ」としてデビューをしたがヒット曲に恵まれず、77年4月に「川中美幸」と改名。テイチクから「あなたに命がけ」で再デビューした。現在、現役歌手では最長の47年の在籍年数を誇る。

川中は94年に石原裕次郎さんと「逢えるじゃないか またあした」、95年に「恋の町札幌」などをデュエットしている。「裕次郎さんとデュエットをしたのは60周年の時でした。テイチクは温かい会社で幸せです。次は100周年を目指して…。その時に私はいくつなのかを考えたら、昨晩は目まいがしました」と笑わせた。

そして、これからは「あいうえお」をモットーにしていくと告白。「愛(あい)で始まって恩(おん)で終わる。これからそういう気持ちで取り組んでいきます」。元日の能登半島地震にも触れて「日に日に悲惨な状況が分かってきている。被災した人のお役に立てる時がきたら、テイチクが率先して希望や癒やしを届けたい。歌が必要とされるときが必ず来る」と決意を語った。

松原は「デビューして18年目ですがあっという間でした。美幸さんのように皆さんを癒やせる歌手になりたい」。杜は「90年の月日の中でたくさんの名曲が生まれた。自分たちの世代も頑張りたい」と続いた。

来年の2月11日には東京・江東区の「ティアラこうとう」で90周年記念コンサートを行う。三丘翔太(30)と青山新(23)は全力投球を誓った。