俳優武田鉄矢が28日、スペシャルキャスターを務めるフジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。番組は、27日に公示された衆院選の各党党首の第一声を特集。自民党総裁の高市早苗首相は安倍晋三元首相ゆかりの東京・秋葉原、一方の中道改革連合野田佳彦共同代表は対照的に青森県弘前市で雪をバックに支持を呼びかけた。武田は「お芝居、ドラマのスタートのようだ」と俳優らしく切り出した上で、雪の演出を選んだ野田氏に対し鋭すぎるツッコミを入れた。
野田氏は、真冬の通常国会冒頭解散を選んだ高市氏への批判も含め、雪の“舞台装置”のある青森県弘前市で第一声。フジテレビ政治部長の高田圭太氏は「雪バックでやりたかった。今回の真冬の選挙戦は大義がないんじゃないかということを端的にアピールできる」と解説した。
武田は「第一声の場所、ちょっと一種、演劇性を帯びましてね、いろんな方のお芝居、ドラマの始まりをみているような気がした。ドラマの目で見るとなかなか分かりやすい」と、俳優らしい視点で、総選挙の初日を分析。その上で、雪の舞台を選択した野田氏について「小道具なんかもよく性格が出ている。寒いところでマイクを握るんだったら、手袋はない方が必死さが伝わったんじゃないですかね」と指摘した。これには、岩田明子氏らスタジオの出演者たちから「あー」「なるほど」など、納得の声が次々と上がった。
野田氏は弘前市での第一声の演説時、スーツの上に、白のナイキの「ウィンドランナー」とみられる暖かそうなダウンのベンチコートのようなパーカーを着込み、さらに、マイクを握る手はダークカラーの厚めの手袋に包まれていた。



