漫才コンビのお笑いタレント、トミーズ雅(66)が4日放送のMBSテレビ「せやねん!」(土曜午前9時25分)に出演。6月20日に老衰のため91歳で亡くなった歌手、俳優の美輪明宏さんの思い出について語った。
雅は、「美輪明宏さんが亡くなりまして…。僕、今から30年ぐらい前に、1年間だけ生放送のレギュラーをご一緒して…」と切り出すと。「第一印象、『おはようございます』って、パッと見て目の前に、こんな人がいてるねん。びっくりするで」と驚いたことを振り返った。
美輪さんは、「一段高いところ」に座っていたそうで、「『よろしく』って言いはってんけど、ちょっと高いところにいるから、ライオンのように見えて。百獣の王の。こんな人が世の中に…存在感、オーラ。よく考えたら、僕の今より5歳下なんですよ。61歳の時の美輪さんやねんけど、とにかくデカくて。何かが…」と、美輪さんの雰囲気に圧倒された。
「『おはようございます』と『お疲れさまでした』以外を、よう言わんかった、1年間。怖いねんけど、目の奥は笑ってはる。愛いっぱいの目で見ていただいて…」とも。
また、1年後に番組が最終回を迎え、打ち上げのパーティーが行われた際、雅は妻と当時5歳の長女を連れて行った。すると、長女が美輪さんを見て「もう、固まって。『神様ですか?』って。『パパ、(美輪さんは)神様?』って言うから、『そうやで。神様やで、この方は』って言うたら、美輪さんも『そう、私は神様よ』って」と、美輪さんが親子のやり取りにお茶目に応じたという。
雅ら一家は、部屋から東京タワーが見えるホテルに宿泊しており、そのことを知っていた美輪さんは、手を合わせて拝む長女に「今晩、10時に東京タワーの前を飛ぶから。見てて」と“予告”したそう。
長女は夜8時ごろからワクワクしながら待っていたものの、9時ごろに眠ってしまい、翌朝「パパ、飛んでた?」と聞かれて、「飛んでたよ」と答えたことを懐かしんだ。
そんな美輪さんについて、「(当時の美輪さんは)僕より5歳下やったけど…。俺は、ちんまい(小さい)わ。この方と比べたら」とあらためて人柄をしのんでいた。



