令和ロマンのくるま(髙比良くるま、31)が監督に初挑戦した短編映画「BREAK SHOT」劇場公開記念トークイベントが31日、東京・渋谷のシネクイントで行われた。

5月にアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)2026」で特別上映され、大盛況を受けての劇場公開で、この日が実質的な公開初日だった。くるまは「コメディー映画、せっかく芸人なんで作りたい。ジャンルとして、日本も海外も、あまりない」と、今後の映画製作への意欲を示した。舞台あいさつの最後に「これからも映画を作っていこうと思います」と宣言した。

「BREAK SHOT」は、5月16日にKアリーナ横浜で開催された令和ロマンの単独ライブ「BE:IWAROMAN」の幕あいに上映された。渋滞が発生している夜の高速道路を舞台に、とある出来事をきっかけに、無関係だった車内の会話が連鎖していき、一部始終を見ていたのはドライブレコーダーだけだったという、新たなブラックコメディー。オダギリジョー(50)が、森川葵(30)演じる女優のマネジャー、女優が撮影後、ドライブデートする俳優を高良健吾(38)が演じた。

オダギリは、くるまが手がけた脚本が「セリフが多くて、覚えるの、大変じゃん?」と振り返った上で高良に「高良君、覚えたの?」と尋ねた。すると、高良は「(自分は)一語一句、ちゃんとやりました。オダギリさん、何も…」と、オダギリがセリフを覚えていなかったと“暴露”した。

オダギリ演じるマネジャーが電話で話す社長を演じた神保悟志(63)は、本当に電話で会話しての芝居を求められた。

くるまが「神保さんは電話出演です」と説明すると、神保は「俺(画面に)出ていない」と笑った。オダギリが「実際に現場に入って電話につないで」と説明し、神保が「楽しいでしょ? オダギリさん、やりたい放題だから」と振り返ると、くるまは「(台本の)1ページからやりたい放題」とオダギリの、自由すぎる振る舞いを明かした。