世界ツアー「ループ・ツアー」で前座を務めていたラッパーのマックルモア(43)がステージ上でパレスチナ支持を訴えたことを理由に降板させられた騒動が原因で、英人気歌手エド・シーラン(35)のインスタグラムのフォロワー数が50万人近く減少したと報じられた。

報道によると、騒動が起こる前のフォロワー数は4760万人ほどだったが、降板が明るみに出た15日だけで15万人近くのフォロワーを失い、その翌日にはさらに9万8000人以上がフォローを解除したという。24日現在のフォロワー数は、4726万人まで減少している。

騒動の発端となったのは、今月4日に米ニュージャージー州で行われた公演で、マックルモアが2024年に発表した抗議曲「Hind’s Hall」を披露してパレスチナ解放を訴えたことだった。

この発言をめぐってその後のツアー会場のオーナーから圧力がかかり、降板へとつながったとマックルモア自身がインスタグラムで暴露。その後、ほかの出演者たちも相次いでツアーからの離脱を表明する騒ぎへと発展した。

「降板を決めたのはプロモーターの決定」であるとして自らの関与を否定していたシーランだが、騒動後にはじめて立ったフィラデルフィア公演のステージで「難しい決断を迫られた」と涙ながらに話して自らの過ちを認めて謝罪する事態となった。

一部ファンからの強い反発を買ったシーランはこの時、「再びステージに立てるのか、そもそもアーティストであり続けたいのかさえも自分で分からなくなっていた」と打ち明け、ステージ上で物を投げつけられるかもしれないという恐怖があったことも認めている。

コンサート会場近くでは親パレスチナ派の抗議デモが行われたり、チケットの払い戻しを求めるファンも多く、騒動の余波はまだまだ終わりそうにない。(千歳香奈子)