★豪華海外視察や正副議長ポストを巡る多額の現金授受疑惑で揺れる福岡県議会だが、国民民主党福岡県連代表で福岡県議・太田京子が5日県連代表の辞任表明をした。2日には24年のタイ訪問で、懇親会の壇上で同県議会議長・蔵内勇夫(すでに辞任)と映画『タイタニック』の1シーンをまねたポーズを披露した写真が出回り4日には「過去のタイ訪問時における私自身の振る舞いについて」の文書を国民民主党県議団長名で出した。「タイ訪問の費用は私個人に交付された政務活動費及びタイ友好議員連盟の負担」などと説明しているが、県民の税金にほかならず、この期に及んで正当性を訴えるとは驚きを隠せない。

★ある自民党議員は23年7月、同党女性局のフランス研修中に、パリのエッフェル塔の前でポーズをとった写真が大炎上したことを念頭に「うちも随分、松川るい参議院議員(元・自民党女性局長)をエッフェル姐さんといじってもらったが、それを超えるね」と松川が炎上した翌年の太田・蔵内のはしゃぎぶりにあきれる。「会派は違っても議長の下に集う議員は同じ穴の狢(むじな)と県民からは思われるはず。それなら県連代表だけでなく議員も辞めるべき」との声は国会議員の中にもある。

★時を同じくして国民民主党は6日の代表選で3選を果たした代表・玉木雄一郎は、党のキャッチフレーズ「対決より解決」路線を堅持するとしたが、“議席の多い個人商店”はご本人の女性スキャンダルも難なく乗り越えており、福岡の始末をどうつけるのか。高市政権との距離の取り方はなど、来年の統一地方選での党のスタンスが重要になる。国民民主党関係者が言う。「この代表選も、この路線のままでは党が空中分解すると危機感を抱いた議員が出馬準備を始め、応援したいという議員もいたものの、支持労組から『出馬は認めない。玉木支持でまとまれ』といわれ断念したものもいる。連合は野党の大きな枠に入って欲しいのだろうが、玉木は自分が野党を取りまとめる覚悟もその気もない。今の中ぶらりんの保守系『ゆ党』のままが、自民党にもちやほやされて一番都合がいい」。それがまた続くのかと思うと先が思いやられる。(K)※敬称略