埼玉県警は19日、同県加須市岡古井の国道125号の歩道で18日夜、持ち運びができる速度違反取り締まり装置「可搬式オービス」が盗まれたと発表した。県警によると、同装置の窃盗被害は警察庁でも把握がなく、全国初とみられる。県警が窃盗事件として捜査する。
盗まれた装置は三脚部分を除き、縦50センチ、横25センチ、奥行き50センチで重さが約20キロある。電源につなげるためのコードや三脚は残されていた。県警が保有していた5台のうちの1台で、購入金額は約900万円だった。
18日は歩道に装置を設置し、離れた場所のパトカーにいた加須署員が午後7時ごろから監視していた。午後10時50分ごろに装置を確認したが、約35分後になくなっていることに気付いた。十数台の車の速度違反を感知しており、撮影した写真は装置に残されたままになっている。
県警は「同様の被害がないよう指導を徹底する」とコメントしている。(共同)

