25日午前7時30分ごろ、青森県階上町で震度6強の地震があった。同県八戸市では震度6弱を観測した。気象庁によると、震源地は岩手県沖で、震源の深さは44キロ。地震の規模はマグニチュード(M)7・2。若干の海面変動の恐れはあるが、津波による被害の心配はない。気象庁は今後1週間程度、最大震度6強程度の地震に注意するよう呼びかけた。
青森県では階上町、八戸市、青森市など5市町で計9人がけがをした。いずれも軽傷とみられる。
仕事の準備中や登校直後、突き上げるような揺れが襲った。階上町立赤保内小の斉藤祐之校長は「大人でも立っていられないほどの揺れで、泣き出す子もいた」と話した。青森県では昨年12月に震度6強、今年4月に震度5強を観測するなど、大きな地震が続いている。
階上町の教育委員会によると、町立の全小中学校5校が臨時休校となった。6弱の八戸市の市教委も、市立の全小中学校65校を臨時休校にしたと明らかにした。
高市早苗首相は、早急な被害状況の把握と災害応急対策、国民に対する的確な情報提供を関係省庁に指示した。政府は首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置した。警察庁は、警備局長をトップとする災害警備本部を設置した。(共同)

