7連覇を目指す藤井聡太棋聖(竜王・名人・王位・棋王・王将=23)がタイトル戦初登場の服部慎一郎七段(26)に連勝した、将棋のヒューリック杯第97期棋聖戦5番勝負第3局が1日午前9時から静岡県沼津市「沼津御用邸東附属邸第1学問所」で始まった。先手後手は事前に決まっており、先手は藤井、後手は服部。角換わりに進行した。
もうあとがない服部の闘志は全く衰えていない。「苦しい状況ではあるが、くらいついていってまだまだ番勝負(シリーズ)を盛り上げていきたい」「集中して魂を燃やしたい」。対局前のコメントからは、第3局に臨む意気込みがうかがえた。
第1局(6月4日、千葉県木更津市「龍宮城スパホテル三日月」)、第2局(同19日、栃木県日光市「日光金谷ホテル」)と練ってきた作戦をぶつけた。藤井にしっかり対応されると中盤以降、逆に不備を突かれて差を広げられた。今局は終盤ギリギリまできわどい勝負を演じて、タイトル戦初勝利を挙げたい。

