7連覇を目指す藤井聡太棋聖(竜王・名人・王位・棋王・王将=23)がタイトル戦初登場の服部慎一郎七段(26)に連勝した、将棋のヒューリック杯第97期棋聖戦5番勝負第3局が1日午前9時から静岡県沼津市「沼津御用邸東附属邸第1学問所」で始まった。先手後手は事前に決まっており、先手は藤井、後手は服部。お互いに飛車先の歩をついてスタートして、角換わりへと進行した。
防衛まであと1勝としている藤井は、現在棋聖戦6連覇中。2020年に渡辺明棋聖(当時)から将棋界史上最年少となる17歳11カ月でタイトルを獲得すると、21年渡辺、22年永瀬拓矢九段、23年佐々木大地七段、24年山崎隆之九段、25年杉本和陽六段をそれぞれ下して防衛してきた。V6は、02年から07年の佐藤康光九段と並んでいる。
勝てば、62年度後期から65年度後期までと、74年度前期から77年度前期(棋聖戦は62年度後期の第1期から94年度の第65期まで前後期制として年2回開催)までの2回、7連覇を達成した故大山康晴15世名人と肩を並べる。棋聖戦の連覇記録は、08年から17年まで羽生善治九段が達成した10連覇。
ほかのタイトル戦では、竜王戦が渡辺の9連覇(前身の九段戦・十段戦は大山の10連覇)、名人戦は大山の13連覇、王位戦大山の12連覇、王座戦羽生の19連覇、棋王戦羽生の12連覇、王将戦大山の9連覇とある。藤井がどこまで迫れるのか注目だ。

