30日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで急騰し、一時1ドル=157円97銭を付けた。政府関係者は日本時間の31日、政府、日銀が円買いドル売りの為替介入を実施したと明らかにした。介入は5月以来。

英紙フィナンシャル・タイムズ電子版は、ニューヨーク連邦準備銀行が民間銀行などに為替取引の水準を問い合わせるレートチェックを行ったと報じた。レートチェックは介入の一種とされており、日米が歩調を合わせたとみられる。

米東部時間30日の朝方は162円台後半で取引されていたが、午前9時半(日本時間30日午後10時半)過ぎから約50分間で5円近く上昇した。円が大幅に上昇した後、反動でドルが買われて159円台での取引が続いた。

ベセント米財務長官は30日、米FOXビジネスのインタビューで「円はとても割安に見える。市場は、円が強くなるべきだと気付くだろう」と話した。財務省の三村淳財務官は「コメントは差し控える」と述べた上で「米当局からは単なる精神的支援を超える支援を得ている」と強調した。(共同)