熊本県は31日、最大震度7を観測した地震による避難者が、348カ所の避難所で計9532人に上ると発表した。県内の停電はおおむね解消した一方、約7万9000戸で断水が続いている。日本製紙八代工場(八代市)で救助された1人と、他1人の死亡が新たに確認され、死者は関連調査中を含め36人となった。重症者は6人。

宇城市などでは、被災者が公的支援を受けるため必要な罹災証明書の申請受け付けが始まった。発生から4日目となり、生活再建に向けた動きも進み始めた。

県は家屋被害数が判明分だけで約1500棟に上ると発表。多くの自治体が含まれていない。

気象庁によると、震度1以上を28日夕から31日午後3時までに計300回観測した。

九州新幹線の筑後船小屋(福岡県筑後市)-熊本間は31日、運行を再開。地震から3日ぶりに博多-熊本間が再開した。(共同)