日本将棋連盟の棋士会と女流棋士会が主催する「熊本地震復興支援イベント」が19日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた。棋士会会長の森内俊之九段(55)、同副会長の阿久津主税八段(44)と女流棋士会会長の山田久美女流四段(59)が会見に応じた。
森内によると、7月28日に起きた地震の直後から復興支援のイベントを考えていたという。自身は2005年の王将戦第4局で熊本県玉名市を訪れている。それが縁で地元の子どもたちを育成する将棋教室の講師も務めている。全国を転戦するJT杯では将棋日本シリーズでは阿久津とともに同県を訪れている。山田もタイトル戦などの聞き手で足を運んでいる。
「復興支援の一助になれば」(森内)。それぞれの地縁に加え、将棋界とファンが一体となって盛り上げようと、エンタメ性も持たせた企画とした。
また、チャリティーオークションには森内や渡辺明九段の書体による駒、永瀬拓矢九段が使っていた腕時計などが出品された。
オンライン配信も含め、700人以上のファンが今回のイベントを楽しんだ。森内は、「女性が目立ちました。見る将が多くなったせいか、新しいファンの増加を肌で感じます」と話していた。
23日には大阪府高槻市「関西将棋会館」でも同じイベントが開催される。こちらには、熊本市出身の松下舞琳女流初段も実行委員に加わっているという。

