簗和生農相は6日の閣議後記者会見で、簗氏を支持していた首長のいる自治体への交付金が増額されていたとの一部報道について「私からの働きかけはない。国土交通省で適切に判断している」と説明した。農相として予算編成への姿勢を問われると「選挙の結果ではなく、現場の実情に応じて適切に対応する」とした。
地元栃木県で開かれた自民党の会合で、自身を衆院選で応援しなかった首長がいる自治体の道路予算を大幅にカットしたとの発言については「党員が集まっている中で、高揚感があり少し誇張した表現をしてしまった」と釈明した。
公認候補である簗氏を支持するのは党規上定められていたことだと主張し「それが徹底できていなかった不満があった」と述べた。
2日の閣議後会見では、記者から質問されても所管外を理由に回答しなかった。「農林水産行政の推進に関係してくる」と対応が変化した理由を語った。
井林辰憲国交相は6日の会見で、簗氏の道路予算カット発言に関し「報道されているような形で道路予算が削減された事実はないと報告を受けている」と改めて述べた。国交省は同日中に調査結果を公表する。
自民党の萩生田光一幹事長代行は会見で「簗氏は国民の懸念を払拭する努力をしなければならない。説明責任を果たしてもらいたい」と述べた。
簗氏は5日、栃木の会合での発言を撤回して謝罪する一方、辞任を否定した。(共同)

