2日から始まるイベント「大ラジカセ展」の内覧会が1日、東京・西武渋谷店内の特設会場で行われた。

 日本随一のラジカセ・家電収集家である松崎順一氏(56)が監修を務めており、今回で3回目。「今回は、過去をヒントに日本のものづくりの未来を考えるということをテーマにやっています」。自身のコレクション約5000台から厳選したラジカセ100台や、カセットテープ約500本などが展示されている。

 ラジカセは1968年(昭43)に初めて日本で発売された、ラジオとカセットのテープレコーダーを一体とした装置。特に70年代後半から80年代前半にかけては、色や形などユニークなものが次々と生み出された。

 「ものが売れた時代だったので、メーカーも自由な発想で、おもしろくてユニークなラジカセをたくさん作っていました。元気な時代の日本を、ラジカセを通して知って欲しいと思いました。特に、これからデザイナーを目指す若い世代の人たちに見てもらって、少しでも刺激になればいいと思います」。

 松崎氏は今秋、自身で家電メーカーとカセット専門のレーベルを立ち上げる予定だ。「スマホの時代だけど、若い人たちにもラジカセを使って欲しいですね。生活の中で、アナログの音楽を聞くのもおもしろいですよと伝えたいですね。魅力を伝えていきたいです」と語った。

 同イベントは、14日まで行われる。