3月3日の東京マラソンに出場する市民ランナーなどを集めたイベント「#amexrun for 東京マラソン 2019」が26日、都内で行われ、人気作「スタンフォード式疲れない体」の著者で米スタンフォード大アスレチックトレーナーの山田知生氏(52)が講演を行った。

山田氏は「東京マラソン1カ月前からできる疲れない体作り」の演題に沿って、著書にもある「IAP呼吸法」を解説。横隔膜の上下動を意識しながら腹圧を高めたまま呼吸するメソッドを指導し、参加者も実践した。

「世界最強スポーツ大学」と称されるスタンフォード大で02年からアスレチックトレーナーを務める山田氏はこれまで、野球、ゴルフ、水泳など数々の競技を担当。長年の臨床経験をもとに提唱しているのが「IAP呼吸法」だ。

「この呼吸法を訓練していると、1カ月あれば(体の状態が)変わってきます。ストレッチや筋トレがすべてじゃない。呼吸法をマスターすれば、リラックスできるし、酸素が体中に行きわたる」と説明。リラックスすることの重要性も強調する山田氏は「(東京マラソンまで)1カ月前でも焦らず、呼吸法や姿勢を改善していきましょう。無理は絶対に禁物で、焦るとケガにもつながる」と語った。講演の後半は元ワコール女子陸上部の湯田友美氏とのトーク形式でさまざまな質問に答え、参加者たちは真剣な表情で聞き入っていた。