将棋の西山朋佳白玲(女流名人・女流王将=31)が5日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で共同会見に応じた。22日に千葉県浦安市「グランドニッコー東京ベイ 舞浜」で開幕する、ヒューリック杯第6期白玲戦7番勝負で福間香奈女流5冠(清麗・女王・女流王座・女流王位・倉敷藤花=34)の挑戦を受ける。その意気込みを語った。西山は「目の前の1局1局に集中するというスタンスを崩さず頑張りたい」とした。

白玲のタイトルは創設された2021年の第1期と、第3期から第5期まて現在通算4期保持している。昨年6月に日本将棋連盟は、白玲を通算5期獲得して「クイーン白玲」となった女流棋士を順位戦の下に属するフリークラスに編入するという新たな規定を設けた。今期防衛すれば、西山はその資格を得る。

20年3月に終了したプロ棋士養成期間「奨励会」の三段リーグでは、14勝4敗で次点に終わった。24年9月から25年1月にかけて行われた編入試験5番勝負は2勝3敗で不合格だった。男性棋士の中に入って戦いたいという夢はあるはずだ。

報道陣を前に西山は、「勝ったらと言う想定で指してきたことはない。想定のお答えはできません」と話すにとどまった。