将棋の王将戦1次予選準決勝、藤井聡太七段(16)対北浜健介八段(43)戦が9日、関西将棋会館で始まった。藤井にとっては元号が令和になってから初めての対局。新時代での飛躍を期待される最年少プロが令和初白星を目指す。

振り駒の結果、北浜の先手に決まった。午前10時、お互いに深々と一礼し、対局を始めた。久保は5筋の歩を突いた。藤井はいつものようにお茶を一口すすると、飛車先の歩を突いた。両者の対戦成績は藤井の2戦2勝。

持ち時間は各3時間。夕方には決着する見込み。