新型コロナウイルスの感染拡大で各界に影響が広がる中、全国で品薄のマスク以外にも、花粉症対策の眼鏡も需要が高まっている。

大阪市内のドラッグストアでも、目からの接触感染もあり得るという情報から、購入者が増えているという。眼鏡の製造業者によると、今年は例年より早く花粉が飛散している影響もあるといい「コロナ対策として注文が入ることもあるが、眼鏡は花粉対策商品であり、本当に必要な方に行き渡るようにしないといけないので、(コロナ対策での注文は)お受けしていない」と語った。

自衛手段として、消毒液も品薄状態が続く。大阪市内のドラッグストア店長は「普段、冷蔵庫をふくようなエタノールまで売れている」と驚きを隠せない。

製造業者に聞くと、原料はあっても、消毒液を入れる容器を製作するメーカーの製造が追いついていないという。容器メーカーは「新規のお問い合わせはお断りしている。1カ月ぐらい前から注文が殺到し、24時間体制で製造している」と、現状を吐露した。