任期満了に伴う千葉・印西市長選(19日投開票)は12日、告示され、NHKから国民を守る党(N国)公認の新藤加菜氏(27)と、無所属で3選を目指す現職の板倉正直氏(73)が立候補し、46歳差の一騎打ちとなった。

新藤氏は印西市の北総鉄道・千葉ニュータウン中央駅前で「年金も税金も払っているのに25歳未満は立候補できず、政治から排除されている。北総鉄道の高すぎる運賃など若者、少数派の意見を届けます」など第一声で訴えた。

新藤氏が当選すれば副市長就任を表明しているN国の立花孝志党首(52)は「ネットの力を生かすため東京・秋葉原で街頭演説を行う予定だが、それ以外は印西市内で行う」と選挙方針を示した。新藤氏は5日投開票された東京都議会北区補選に初出馬し、落選した。