本因坊文裕(井山裕太本因坊=32)への挑戦権を争う第77期本因坊戦挑戦者決定リーグ戦は31日、東京都千代田区の日本棋院東京本院で最終一斉対局が行われた。6戦全勝で単独トップを走っていた余正麒八段(26)が芝野虎丸九段(22)に敗れた。5勝1敗だった一力遼棋聖(24)は佐田篤史七段(26)に勝った。このため、6勝1敗で両者が並び、プレーオフを4月4日、同所で行う。

余は十段戦の挑戦者。一力は今月、棋聖戦で井山からタイトルを奪取している。どちらが勝っても、本因坊戦初登場となる。

また、許家元十段(24)は羽根直樹九段(45)、本木克弥八段は鶴山淳志八段(40)をそれぞれ下した。5勝2敗とした許と、4勝3敗の芝野は残留。2勝5敗の羽根、鶴山、佐田と、1勝6敗の本木のリーグ陥落が決まった。