立憲民主党は25日、拡大両院議員懇談会を開催し、参院選で改選23議席から17議席に減らした現執行部の責任を求める意見が出た。冒頭で泉健太代表は謝罪する一方で「厳しい戦いの中から出てきた明るい光というものを大切にして前に向いて大きくしてまいりたい」などと前向きに訴え、自身の出処進退については言及しなかった。

参院選で落選した前議員らも出席して2時間以上も意見が交わされた。出席した中堅議員は「建設的な中に厳しい意見もあった」(中堅議員)と執行部の責任を問う声が出たとした。

参院選では32の改選1人区で野党系候補は4勝28敗と惨敗し、比例票は1300万票の目標に対し、676万9860票と、日本維新の会を107万票以上、下回った。執行部は8月3日の両院議員総会で参院選総括の原案を示し、10日の常任幹事会で最終報告を行う方針を示した。