東京都の小池百合子知事は14日の定例会見で、13日に北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)級のミサイルを発射したことについて「(情報が混乱して問題になった)Jアラートの前段階の話で、北朝鮮がミサイルを打つことにあまりにも慣れすぎている我々は、どうなんですか?。我が国の方角にめがけてミサイルを飛ばしているという根本問題を、よく認識すべきではないか」と述べ、強い危機感を示した。
防衛相経験者でもある小池氏は「今回は固体燃料を使っており、なかなか見つけるのが難しい。要は技術を向上させているんですよ、彼らは」と指摘。「技術向上に使われているお金や技術や部品は、どこからきているんですか?。そもそも国際法違反で、国連安保理決議違反(の行為)。こういうことについてもう少し、声を上げないといけないのではないか」と述べ「法律的に何ができるのか国政の方で突き止め、大元のところをもう少しきっちりやっておかないとだめだと思う」と、国に注文もつけた。
ミサイルは当初、北海道周辺への落下が予測されるとして全国瞬時警報システム(Jアラート)が発令されたが、その後可能性がなくなったとして内容が訂正され、混乱が起きた。小池氏は「今回は途中で『訂正』があったが、『修正』くらいにしないと。確認ばかりしていてトゥーレート(手遅れ)になるようなことがあってはいけない。どうやって信頼感を確保するかはとても重要。情報の分析の精度を上げるための努力と、Jアラートとエムネットの連携がとれているのか、確認をしてもらいたい」と述べ、すでに政府にも要望したと明かした。

