広島G7サミット出席のため日本を訪れている英国のスナク首相(43)が18日にランチで訪れた東京・渋谷、商業施設MIYASHITA PARKの飲食街「渋谷横丁」には外国人観光客が早くも「首相と同じものを」と注文が入り、スナク効果が出ている。

米ニューヨークから11人の観光ツアーで日本に訪れているナンシー・シュナイダーさんは「昨日は豊洲市場でマグロの競り市を見学して、両国でスモウで興奮して、今日はスナク首相のランチしたお店で同じものをいただいて、とても楽しいわ」とニコニコ笑顔だった。このあとは京都を観光して、サミットが閉幕してから広島入りして2週間の日本滞在を締めくくるという。

スナク首相の座った焼き鳥店「布袋(ほてい)」の22番席にはインドネシアから両親と観光で来日したオーストラリア人のヘンルー・ジュハリーさんが日本人の友人内山雄嗣さんと訪れた。内山さんによると「スナク首相と同じ席に座って背景の同じ写真を撮影するつもりで来ました」と笑った。ジュハリーさんは「ザンギ(鶏肉の唐揚げ)とギョーザがおいしかった」とスナク首相がオーダーしたメニューを食べて大満足していた。

店の従業員によると英国大使館の関係者が16、17日に連続して渋谷横丁で宴会を開いて、わいわいがやがやとして気取らない雰囲気が気に入ったようで18日のスナク首相のランチ予約になったという。コーンサラダやバターポテトフライなど野菜中心に、ザンギや焼き鳥盛り合わせ(タレ)などを注文したという。スナク首相は「やみつきキュウリ」「チーズギョーザ」がお気に入りだったという。

スナク首相一行は18日、午後1時ごろに来店。店の従業員は「来店することは事前に聞いていましたが、屈強な体格のSPみたいなスーツ姿の男性が店のすべて出入り口を警備していてアクション映画のロケみたいでした。木曜のこの時間はまだお客さんも少ないので、特に混乱することはなかったですね」と振り返った。【寺沢卓】