立憲民主党の泉健太代表は15日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスのイスラエル攻撃を受けた双方の衝突で、日本政府が現地の日本人退避のため手配したチャーター機をめぐり、コメントした。
チャーター機をめぐっては、イスラエルからアラブ首長国連邦のドバイに向かう便で、1人3万円かかることが報じられる一方、韓国が人道的側面の観点から日本人の退避支援を日本側に提案し51人の日本人が軍輸送機に乗ってソウルに到着したが、こちらは無料だったことから、両国の対応を比較する声がSNS上で相次いでいる。
泉氏は「日本政府のチャーター機。日本人8人を乗せ、有料でドバイ着。韓国政府の輸送機。韓国民だけでなく日本人51人を乗せ、無料で韓国着」「個人の損得の話ではない。現政権の情勢分析力、在留邦人のニーズ把握力、そして自国民を助ける覚悟の問題だ」と記した。
14日の投稿でも、チャーター機をめぐる報道を引用しながら「日本人51人を無料で避難機に乗せてくれた韓国政府に感謝いたします。日本政府はイスラエル全域の危険度がレベル4(退避勧告)ではないために、チャーター機は有料で、手配も遅い」と指摘。「アフガン退避の際も韓国は早く、日本は遅れた。日本政府は各国の動きを参考にすべきだ」と、政府の対応改善を指摘した。
一方、自衛隊のイラク復興業務支援隊の初代隊長で「ヒゲの隊長」で知られる自民党の佐藤正久参院議員は15日までにXに投稿。韓国側の対応について「これは韓国に多いに感謝、命を守るオペレーションだ。防衛省も外務省の依頼があれば当然行うが、飽くまでも外務大臣の要請で自衛隊は動く。日本はチャーター機でテルアビブからドバイまで且つ有料。自衛隊機はジブチで待機」と記した。別の投稿では「日本政府対応が遅いとの批判はあろうが、外務省からの要請がないと自衛隊は動けない。今は批判よりも希望者を如何に退避させるかが優先。特にガザ地区の邦人保護が急務」などとつづった
外務省は15日、日本人8人が搭乗したチャーター機は15日午前未明にドバイに到着したと発表している。

