上田令子都議が26日までに、X(旧ツイッター)を更新。東京15区補選(4月28日投開票)で複数の候補者が“選挙妨害”とされる行為を受けた問題について言及した。

同補選では、立候補者のつばさの党の根本良輔氏が、同じく立候補者の乙武洋匡氏の演説会場で、選挙妨害とみられる行為を繰り返していた。乙武氏の選挙活動には小池百合子都知事が応援に駆けつけており、小池氏は「選挙環境が激しく毀損(きそん)されているのは大きな問題」などと批判。小池氏は定例会見で「経験したことのない選挙妨害が発生している」と訴えていた。

上田氏は、乙武氏の応援演説に入った小池氏を警備するために、多くのSPが配置されていたことを伝えるネット記事を添付。上田氏は「都知事ならば、自分と乙武氏だけではなく全ての候補者の安全を守るべき」と書き出し「可哀そうなのはアテクシだけでいい」とポスト。ハッシュタグには「#小池百合子の辞職を求めます」と記述した。

同補選には、乙武氏のほか、NHKから国民を守る党の弁護士、福永活也氏(43)、参政党の看護師吉川里奈氏(36)、元衆院議員で無所属の秋元司氏(52)、日本維新の会の元会社員、金沢結衣氏(33)、つばさの党の会社経営、根本良輔氏(29)、立憲民主党の元江東区議、酒井菜摘氏(37)、日本保守党の新人で大学客員教授の飯山陽氏(48)、無所属新人の前参院議員、須藤元気氏(46)も立候補している。