新潮社の出版部長、中瀬ゆかり氏が2日、TOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜午後5時)に木曜レギュラーとして生出演。栃木県那須町の河川敷で焼損した夫婦の遺体が見つかった事件で元俳優の若山耀人(きらと)容疑者(20)が死体損壊容疑で逮捕されたことについてコメントした。

若山容疑者は14年のNHK大河「軍師官兵衛」では、岡田准一が演じた戦国時代の武将、黒田官兵衛の幼少時代を演じて注目された。12年の日本テレビ系「悪夢ちゃん」、13年のテレビ朝日系「仮面ライダーウィザード」などにも子役として出演。18年には映画「曇天に笑う」に出演し、舞台あいさつにも登壇していた。

中瀬氏は若山容疑者が逮捕されたことについて「海外とかでも元子役だった人が薬物でとかありますけど、彼のことを私は『軍師官兵衛』とかでちょっと覚えているんですね。写真とか見たらこの子確か、官兵衛の子どもの時代やってたとか、記憶にあるんで。逆にびっくりした。キラキラしていたのになって思いました」と話した。

続けて「まあでも首に入れ墨をいれたりとか、たった4、5年でそんなに人が変わるのかっていう、いったい本当に何があったんだっていう誰もが思うと思う」と述べ「この事件って、闇バイトを使った、明らかに『ルフィ』的なやつじゃないですか。どんどん現場で顔も知らないやつらに指令をして、お金を渡してみたいな。指令をしたって言われている人間もさらに上からやっていて。絶対にあるところで情報が遮断するというか。黒幕がわからないように、どっかでは何も教えないし、誰から指令がきているかっていうことも切れてるって言うんですけど、こういうことって減ることはないっていうかこれからどんどん闇バイトのこういう恐ろしいことが増えてくると思うんですよ」と指摘。「そのためにも絶対最後黒幕まで暴いてきれいに解決してもらわないと。成功体験になっていくと、彼らはまたこのシステムを使って、なんぼでもやると思うので、恐ろしいことだと思う」と話した。