将棋の伊藤匠(たくみ)叡王(22)に斎藤慎太郎八段(31)が挑戦する第10期叡王戦5番勝負第2局が19日、石川県加賀市「アパリゾート佳水郷」で始まった。

前期、藤井から初めてタイトルを奪った伊藤は初防衛となる。斎藤は22年の名人戦7番勝負以来、3年ぶりの6度目のタイトル戦で2度目のタイトル奪取を目指す。第1局を制した斎藤がイッキに「王手」をかけるのか、伊藤が踏ん張るのか、注目の一戦だ。

午前10時、立会人の久保利明九段が定刻になったことを告げると、お互いに深々と一礼し、対局を始めた。先手の斎藤は2六歩と飛車先の歩を突いた。伊藤は飛車先の歩を突き返した。戦型は第1局と同じ相掛かりに決まった。

藤井聡太7冠(22)のいないタイトル戦は22年の第70期王座戦5番勝負以来、2年7カ月ぶり。

過去の両者の対戦成績は1勝1敗。対局は持ち時間は各4時間。19日夜までには決着する。