東京都の小池百合子知事は、東京都議選(定数127)の投開票から一夜明けた23日、都庁で報道陣の取材に応じ、小池都政を支える「知事与党」の一角の自民党が、過去最低の21議席と歴史的大敗を喫したことについて「いろいろと苦しい部分もあったかと思います」と指摘した。

自民党は今回、それまで過去最低だった2017年の23議席をさらに下回る21議席。小池氏が特別顧問を務め、31議席を獲得した都民ファーストの会に、都議会第1党の座を明け渡すことになった。国政に続いて都議会でも発覚した裏金事件への有権者の厳しい目に加え、物価高対策での国民一律2万円給付で「ばらまき」指摘を受ける石破政権への批判も影響した可能性もある。また裏金事件で公認が得られなかった6人のうち、3人が落選した。

小池氏は、今回の自民党の結果に関して「いろいろ、自民党さんの方も苦しい部分もあったかと思いますが、地域でそれぞれ活動され、東京を世界一にしたいという方々が当選されたのは良かったと思う」とだけ述べた。

今回の都議選期間中、小池氏は連日応援に回り、都民ファだけでなく公明党の候補者とも街頭演説をこなした。一方、自民党に関しては選挙戦最終日の21日に2候補の事務所に激励に駆けつけた。

自民党の候補者の街頭演説に応援に入らなかった理由を問われると「時間がなかなかございませんでした」とした上で「いろいろな意味で、今回も応援させていただいた」と訴えた。

小池都政を支える都民ファ、自民、公明の「知事与党」では、過半数を維持した。