ジャーナリスト岩田明子氏が24日放送のカンテレ「旬感LIVEとれたてっ!」(月~金曜午後1時50分=関西地区)に出演。一部で退陣が取りざたされた石破茂首相について言及した。

石破首相をめぐっては、一部で「退陣へ」と報じられた。しかし、23日に首相経験者の麻生太郎最高顧問、菅義偉副総裁、岸田文雄前首相と会談後、退陣報道について「そのような事実はない。私はそのような発言をしたことは一度もない」と否定。「私の出処進退については、一切話は出ておりません」と強調していた。

岩田氏は、「取材をすると、岸田さんとか麻生さんはご自身の考えを述べられたそうなんですね。一定の期日を示さないと、党が割れてしまうということを述べられたようなんですけれども」と話した。

そして「ある意味“あ・うん”で、総理であれば、こういう時にどういう対応をするかっていうのは、分かっているでしょう? というところを空気で感じ取ったんではないかなと私は受け取りましたけれども」とも述べた。

石破首相の胸中について、「ただこうやって、かたくなに続投をする意向を示せば示すほど、党内の反発が強くなってしまうので、ここがまた、石破さん自身の意思を固くしてしまうという。ちょっと、ここがボタンの掛け違いというかね…」と見解を示した。

さらに、「特にしがみついているというわけではないけれども、投票結果を見てけじめをつけようという考え方を、ごくごく一部の周辺には…幹事長をはじめとする周辺には意向はにじませていたんです」とも。

続けて「だけれども、翌日の記者会見の時に、日米交渉をメドつけなきゃいけないんだっていうことを強く主張されましたけど、それに地震とか災害も対応するという風に言ってしまったので、ここが党内の反発を呼んだんですね」と指摘。

「日米交渉があるから、対外的には足元がぐらついている政権では交渉にならないので、対外的に続投すると言っている。そういうことであれば、党内も『なるほど』ということになるんだけど、地震まで持ち出しちゃったんで、それで反発が強くなった」とし、「その反発を見て、今度はけじめつけなきゃと思っていたところ、そんなに反発するんだったらなんだ、みたいな気持ちも生まれているようで、周辺というか、執行部の中の1人は、党内の様子を見て心が硬くなっちゃった部分があるんだと」と、心境の変化について解説していた。