元航空幕僚長の田母神俊雄氏(77)が5日までにX(旧ツイッター)を更新。日本政府が米政府との間で合意したトランプ関税交渉について私見を述べた。

田母神氏は「日米関税交渉は日本の大負けだったのではないか」と切り出し、「合意文書は作らないという。負けが明らかになるからではないのか」と推測。「これまで自動車に対する関税は2.5%だった。それが15%になった。しかし米国が当初主張した25%を引き下げたから成功だという」と日本にとっての肯定的な見方について記した。

その上で、トランプ関税交渉の合意内容の1つに、日本側が米国の基幹産業発展などに向けて5500億ドル(約80兆円)の投資を行うと発表されていることについて言及。「米国が関税引き上げに成功しているのだから日本は米国から何かを得なければならない。しかし80兆円投資して儲けの9割は米国が得る。投資先はトランプ大統領の指示に従う。ボーイングから100機もの航空機を買う。自衛隊も米国製お古の戦闘機などを大量に買わされる。農作物も大量に買う」と列記し、「政府が宣伝する日米双方に利益がある形で決着したというのは嘘ではないのか。米国の一方的な利益ではないのか」とつづった。