小泉進次郎農相(44)は26日の閣議後会見で、自身が出馬している自民党総裁選(10月4日投開票)をめぐり、陣営の議員の事務所が、「ニコニコ動画」に進次郎氏を称賛するコメントを書いて欲しいとして参考例文を示して関係者に「やらせコメント」を依頼していたとする「週刊文春」の報道内容を認め、謝罪した。
「参考例の中に一部行き過ぎた表現があった。私自身は知らなかったこととはいえ、総裁選がかかわることで、申し訳なく思う」とした上で「再発防止を徹底し、引き続き緊張感をもって総裁選に臨んでいく」と述べた。
陣営側は、報道された25日におおむね事実関係を認めたが、進次郎氏は閣議後会見で報道の事実関係について問われ「私を支援してくれている議員の事務所において、ほかの支援議員からの問い合わせもあり、当該事務所の独自の判断としてコメントの参考例を示し、メールを送付したと報告を受けている」とした上で「ひとえに、応援メッセージを広げたいという思いだったと聞いてはいますが、参考例の中に一部いきすぎた表現があったことについては適当ではなく、2度とこういうことがないよう話をさせていただいた。再発防止を徹底し、引き続き緊張感を持って総裁選に臨みたい」と述べた。
コメントの中には「総裁まちがいなし」「泥臭い仕事もこなして一皮むけたのね」のほか、「ビジネスエセ保守に負けるな」と、保守色の強い高市早苗・前経済安保担当相(64)を念頭に置いたような内容もあったとされる。党内の一致結束を訴える中で、矛盾するような事態でもあり、他の候補への謝罪や説明をする考えはあるか問われると「他の候補を批判するような意図はなかったと報告は受けていますが、いずれにしても、そうしたことが起きたことは適当ではない。2度とこうしたことがないように話をさせていただいた」と述べた。
「私自身も知らなかったこととはいえ、総裁選かかわること。申し訳なく思う。再発防止を徹底し、引き続き緊張感をもって総裁選に臨んでいきたい」とも口にした。
当該議員について、同じ神奈川県選出の牧島かれん前デジタル担当相と報じられているが、「そう報告を受けています」と認めた。
総裁選には小林鷹之・元経済安保担当相(50)、茂木敏充前幹事長(69)、林芳正官房長官(64)も出馬している。

