羽田空港と浜松町を結ぶ東京モノレールに、11月1日から「東京パノラマライン」の名の路線愛称が導入されることが9月30日、運行会社から発表された。

同社は、車窓からの眺望の魅力や日本文化を訴える意図を説明。この新愛称に、SNS上では鉄道ファンなどから、さまざまな意見があがっている。

運行する東京モノレール株式会社(本社東京・港区)は、新愛称導入について「昨年、開業60周年を迎えましたが、この間、日本を取り巻く環境は大きく変化しました。羽田空港も近年、海外からのお客さまをお迎えする拠点としての機能が高まり、ひと、モノ、文化が行き交う日本の空の玄関口として今後も発展していくと想定されています」と説明したうえで「これらを踏まえ、東京モノレールは羽田空港に降り立ったお客さまに、日本・東京旅行の序奏として、車窓からの眺望の魅力を発信するとともに、日本文化の発信拠点として『ワクワク感』を体験いただくノリモノへと進化し、沿線地域の振興、東京及び日本の魅力向上にとって欠かせない存在となることを目指してまいります」との意図を示した。

その上で路線愛称「東京パノラマライン(英語名:Tokyo Panorama Line)」導入を発表。導入日は11月1日から順次とし、導入に込めた思いを「東京の街や海、そして空を眺めることができる開放的な車窓は、当社の大きな魅力です。この唯一無二の東京の大パノラマを、より多くのお客さまに体験していただきたいとの想いから、路線愛称を『東京パノラマライン』と名付けることにしました」と紹介した。

今後、各駅の案内表示や路線図、車両内の案内表示や放送、パンフレット、ウェブサイトなどで表記される予定とし、キャンペーン実施も予告。緑と青を基調としたロゴタイプも公開された。

この発表に対し、SNSではファンらが反応。眺望の良い場所があることを念頭に「パノラマラインという表現が何とも良い味を出しています」などの声もある一方で、「何故東武野田線と東京さくらトラムとE電の轍を踏むのか?」「モノレールと認知されない恐れがあるので流行らないだろう」と“前例”をあげるなどして疑問視する声も見られた。