弁護士の萩谷麻衣子氏は1日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時25分)に生出演。投開票まで残りわずかとなった自民党総裁選(4日投開票)に、辛口言及した。

番組では、9月30日に党本部で行われた5人の候補者による「国民の声に応える政策討論会」の様子を伝えたほか、ANN調査による中盤情勢では、小泉進次郎農相(44)が国会議員票と自民党支持者を合わせた試算で、過半数が296票の中で200票を超える勢いを示し、他の4人の候補を引き離していると紹介。一方で、総裁選後の首相指名選挙を控え、結束すれば政権交代も可能な野党が、1つになれていない状況であることも伝えた。

番組MCの大下容子アナウンサーに見解を問われた萩谷氏は「自民党は、解党的出直しが必要だという(参院選の)総括を踏まえて総裁選に突入したが、5人並んだところを見ると、お互いに反論するわけでもなく、批判するわけでなく、とがった議論をするわけでもなく、非常に『仲良しクラブ』の様に見える」と、指摘。「党内融和」を意識するがあまり、候補者間の議論も低調な総裁選を、バッサリ切り捨てた。

一方で、「他方、野党は、国民民主も維新も、いかに自分たちが与党に食い込むかというところをお互いにけん制しながら、競い合っているような状態。野党第1党の立憲民主党は全く存在感がみえず、ゆるい政治ショーを見せられているような印象」と、政権交代に向けた動きができていない野党にも苦言を呈した。 その上で「早く、こういう政治ショーのようなものは終えていただきたい。10月になって、ありとあらゆるものが値上げされ、国民生活の緊張感は高まっている状態。そこに向き合う体制を、しっかりつくっていただきたい」と、自民党総裁選という政治空白の中で深刻化する物価高に早く対応するよう、与野党に求めた。

萩谷氏の提言に、大下アナは「そうですね」と応じていた。