自民党総裁選は4日、投開票され、高市早苗・前経済安保担当相(64)が、小泉進次郎農相(44)との決選投票で勝利し、初の女性総裁となる第29代総裁の座にのぼりつめた。15日にも召集される臨時国会で、日本初の女性首相に選出される見通しだ。総裁選は3度目の挑戦。党員人気に比べて、議員の支持の伸び悩みが伝えられてきたが、党員人気をベースに「国民の声に応える」という総裁選のテーマに重なるような、逆転勝利となった。
高市氏は最終決戦で勝利が決まった後、就任後のあいさつに注目が集まった。「わたくしは約束を守ります。全世代総力結集で全員参加で、頑張らなきゃ立て直せませんよ。だって今、人数少ないですし、もう全員に働いていただきます。馬車馬のように働いていただきます。わたくし自身も、ワークライフバランスという言葉を捨てます。働いて働いて働いて働いて働いて、まいります。皆さまにもぜひとも日本のために、また自民党を立て直すためにたくさんたくさんそれぞれの専門分野でお仕事をしていただきますよう、心からお願いを申し上げます」などと高らかに語った。
X(旧ツイッター)では高市氏発言の「ワークライフバランス」がトレンド入り。「初手から時代に逆行していて素晴らしい」「ありがとうございます。日本人は長時間働く以外に特技はありません。取り戻しましょう」「高市早苗新総裁、ワークライフバランスは捨てて働く、自民党議員の皆も働きまくってもらうぞと言っていて草。やはり日本人はハードワーカーでがむしゃらに働かないと海外には勝てないんや。競走馬みたいな顔しているからな」「高市総裁『私自身、ワークライフバランスを捨てます、働いて働いて働いて働きます』よく言った。これだよ」などと書き込まれていた。
1回目の投票で1位の183票(党員119 議員64)を獲得。議員票は小泉氏、林氏に次ぐ3番手だったが、圧倒的な党員からの支持をバックに、決選投票でも議員票149票、都道府県票36票の185票を獲得した。156票だった小泉氏の議員票145票、都道府県票11票をともに上回る完勝で、初の女性総裁の座を手にした。青のスーツ姿で、勝利の瞬間も表情を緩めず、何度も頭を下げた。

