自民党総裁選の決選投票で高市早苗総裁(64)に敗れた小泉進次郎農相(44)は、7日の閣議後会見で、自民党や閣僚の人事をめぐり、自身は希望のポストを伝えていないと明かした。

総裁選後、初めての記者会見の場に姿をみせた進次郎氏は「最後の日まで、農水大臣としての務めをしっかり果たしてまいります」と強調。役員や閣僚の人事での希望を高市総裁に伝えたのか問われると「私から希望を伝えることなんてことは、ありません。そんな、せんえつなことはいたしません」と否定した。

高市氏は、総裁選で戦ったほかの4人の候補について、党や閣僚での要職起用の方針を明らかにしている。小林鷹之氏(50)はこの日、政調会長に正式に就任し、茂木敏充前幹事長(69)は、外相での起用案が取りざたされている。

一方、進次郎氏は、現在の農相の続投要請について、高市氏からはなかったことも明かした。農相以外での閣僚ポストで起用される可能性が高い。

進次郎氏については、総裁選で党員票が伸び悩んだ背景に、コメ政策をめぐる改革路線への懸念があったのではないかとの見方も、党内では出ている。