自民党副総裁など要職を歴任した山崎拓氏(88)は、7日夜に放送されたBS-TBS「報道1930」(月~金曜午後7時30分)にVTR出演。自民党の高市早苗総裁(64)に対し、「公明党の今の言い方を、軽く見てはいけない」と、指摘した。 1999年以降、自民党と連立政権を組んできた公明党だが、保守色が強い高市氏の立ち位置や自民党の「政治とカネ」をめぐり、強い懸念を表明。斉藤鉄夫代表は4日の高市氏との会談後、「支持者から大きな不安や懸念があると率直に申し上げ、その解消なくして連立はないと申し上げた」と強い口調で異例の言及を口にし、7日に行われた自民、公明両党の連立協議も合意に至らなかった。7日の協議では、公明が懸念を示していた靖国神社参拝などの歴史認識、外国人との共生をめぐってはおおむね認識の一致を見たものの、「政治とカネ」に関しては一致できず、協議を続けることに。すんなり連立協議がととのわないのは異例で、四半世紀にわたる自公連立政権継続への暗雲が漂っている。
番組VTRの中で、かつて野党議員だった高市氏に自民党に入るよう声をかけた経緯があると告白した山崎氏は「公明党の今の言い方を軽く見てはいけないと思う。かなり重い部分があるのではないか」と指摘。「斉藤さんは非常にソフトな人格者。あの方があれだけのことを言うというのは、かなり背後関係も考えると重いのではないかという気がする。大胆に言っていると思う」とした上で「(高市氏に持論を)軌道修正してください、ということを求めていると思う」とも述べ、高市氏が今後公明党と向き合うべき立場について、持論をまじえて言及した。

