平将明デジタル相(57)が12日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に出演。自民党麻生太郎副総裁に対する自身の発言が、自公連立の解消につながったと指摘を受けるシーンがあった。
平氏は自民党総裁選前日の3日の会見で、麻生氏について「影響力があるようには思えない」などと発言。4日の自民党総裁選決選投票では高市早苗氏に対する麻生氏の支援があったとみられ、同氏の動きが高市総裁誕生の原動力となったとされることから、7日の会見では「事実誤認だった。反省したい」と謝罪していた。
自民党では麻生氏率いる麻生派を残し全ての派閥が解散。平氏は「昔のように派閥の領袖(りょうしゅう)や、麻生さんを含め昔ほど影響力はないんじゃないかという発言をして大炎上をしました」と語り、「今見ればその私の認識は間違えていて、麻生さんは影響力があった」と改めて反省の意を示した。
今回の自民党人事では麻生氏が副総裁、麻生派から麻生氏の義弟に当たる鈴木俊一氏が幹事長、有村治子氏が総務会長に起用された。公明党に批判的な麻生氏の色が濃い党人事が公明党に不満を抱かせ、それが自公の連立解消の一因となったとする声もある。
東大大学院准教授の斎藤幸平氏が「それでいうと、平さんが『麻生さんは影響力がないんだ』って言って麻生さんを怒らせて本気にさせてしまった結果、今回(党人事の)キャスティングボートを握って今の公明党との連立解消につながったという意味では、平さんに責任があるということでは」と指摘すると、平氏は「重く受け止めます」と神妙にコメントして笑いを誘った。

